1日目最初は、株式会社FAプロダクツ・谷口様のお話。環境問題に対応するデジタルファクトリーとスマートエネルギーの両方の視点を持った工場を設計されているとのこと。IoTの導入として、各種センサーを利用してデータを収集しても、工場のスマート化が進まないのは、全体を見通すデジタルマップがないからだとし、プラントシミュレーションの活用やデジタルマップの作成、IoTを利用する場合の工場レイアウト作成について、など、多くの事例を紹介されました。FAプロダクツが中心となって設立したファクトリービルダーのコンソーシアムである「Team Cross FA」によって、すべての製造業のスマートファクトリー化を目指す取り組みについても説明されていました。
話の中で、栃木にあるロボット+IoTの実験場所の紹介があり、質疑応答では、その場所は誰でも利用できますか?の質問も出ていました。(利用できるそうです)
グループ討議のテーマは、「スマートファクトリー化はどうして必要なのでしょう?自社で取り入れるとしたら、どんなスマートファクトリーにしたいですか?」でした。