【概要】
液化水素の扱いに対応した、以下の各機器に関する提案を募集致します。
①防爆対応機器の開発:真空ポンプや真空計
(水素防爆対応、10のマイナス4乗~10のマイナス5乗Paレベル)
②極低温対応ポンプの開発:液化水素ポンプ
(-253℃、数MPa(産業・発電)~82MPa(ST)、80kg/h(ST)~数t/h(発電・基地)など)
③水素対応高圧機器の開発:水素ステーション向け集積弁など、バルブユニットの小型化
(82MPa、I.D.6.0mm~など)
④高圧圧縮機の仕入れ先拡大:水素ステーション向け充填用圧縮機
(82MPa、340Nm3/h~1000Nm3/hなど)
⑤液化水素サプライチェーン向け部材の大型化:バタフライ弁、ゲート弁、グローブ弁、ボール弁、安全弁、逆止弁など
(-253℃、数MPa、数十インチ径)
【探索の段階】
①~③:研究開発、試作
④:量産対応
⑤:試作、業務委託
【背景】
通常、当社としては「真空ポンプ」や「真空計」というユニットを購入しています。
液化水素は沸点が低いため、水素を液化するプロセスは真空槽の中に入っており、非常に高真空に引いております。
(10-4~10-5Paレベル)。そのレベルまで真空引きできるポンプとして油拡散ポンプやターボ分子ポンプが考えられますが、
現時点では水素対応防爆に対応したそれら真空ポンプユニットは存在していません。
※ご提案はジェグテックログイン後に実施いただけます。
弊社は安定した水素サプライチェーンの構築を目指しており、それに向けて水素の液化温度(-253℃)の極低温域で利用できる 部品、機器を供給いただけるメーカーとの繋がりを得たいと考えております。
以下の概要を確認いただき、興味を持たれた企業様は是非ご提案をお願いします。
なお提案には、自社のPRとどのような内容で協力いただけるかをご記載ください。よろしくお願いいたします。
①探索の概要・依頼内容
・水素の液化温度(-253℃)の極低温域でのバルブ、流量計、圧力計、温度計等の機器、部品
②探索の段階
・開発段階/試作段階/量産段階
③探索の背景・課題
・安定した水素サプライチェーン構築のためには部品、機器メーカーが増加することが望ましい
④探索にあたっての条件
・水素の液化温度(-253℃)の極低温域
➄数量情報
・現時点では要求なし
⑥コスト情報
・既存メーカーの製品価格以下(性能および付加価値において優位性があれば、この限りではない)
⑦提案企業に求める条件
・舶用機器は船級認証の取得、陸上機器は高圧ガス保安法に対応など(別途相談)
⑧今後の流れ
・具体的なご提案に対しては、NDA締結後に仕様を開示し、設計・開発・評価について協議
⑨その他
・現時点では特記なし
※ご提案はジェグテックログイン後に実施いただけます。
独立行政法人 中小企業基盤整備機構
近畿本部 企業支援部 企業支援課(ジェグテック担当)
Mail:kink-jgt@smrj.go.jp